2012-02-29 第180回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第1号
○谷垣禎一君 まあしかし、今まで御党の議論を伺っておりましても、さっきちょっと申し上げましたけど、これは実際、大増税、中堅サラリーマンにとってもですよ、大増税と、それから、何というんでしょうか、受給カットのダブルパンチですよ。
○谷垣禎一君 まあしかし、今まで御党の議論を伺っておりましても、さっきちょっと申し上げましたけど、これは実際、大増税、中堅サラリーマンにとってもですよ、大増税と、それから、何というんでしょうか、受給カットのダブルパンチですよ。
また政府案は、財政が完全に破綻し、どうしようもない今日の状況に立ち至って、賦課方式から積立方式への抜本改革と称し、新たな農業者年金をスタートさせる一方、既受給者等には受給カットを行うものであります。
その点をとらえると、実は、特に既裁定者についての一〇%カットというのは、先ほどの厚生年金の受給カットが憲法違反となるということとの関係で言いますと、場合によっては違憲という判断さえ出かねないような非常に厳しいカットではないかということであります。
四共済についても、一人当たり千数百万円を超える大幅受給カットとなります。 賃金スライド廃止と五%カットによって、年金額は、今後五年で七%、十年で一二%、十五年で一七%と、どんどん目減りをします。これは、現役世代の平均賃金の六割を確保するという政府のこれまでの基準を根本から覆すものとなりました。